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金利一パーセント、一年後の一〇〇万円は、現在の価値だといくら?

時間には価値が存在する

一年後に使えるお金と、現在使えるお金の価値は額面が同じでも異なる。現在価値と将来価値という考え方により、金利が決まるのだ。

利子の意味

お金を貸してくれた人に支払うお礼を利子(金利)という。なぜ、お礼をするのかという理由は次のとおり。

お金を借した人は、お金目体は自分のものだけれども、貸してしまえば、そのお金を使うことはできなくなる。借りた人は、自分のお金ではないけれども、すぐに自由に使うことができる。だから、今現在あるお金と一年後にあるお金は、同じ額面でも価値が違うのだ。このことを、お金の現在価値と将来価値といっている。つまり、時間には価値が存在し、それを金利と表現しているのである。

現在価値と将来価値の関係

一〇〇万円を金融機関に年一パーセントの金利で預けると、一年後には元本と金利分の合計で、①のようになる。これを、②のように書き表せる。

つまり、一〇〇万円を借りて一年後に返す場合、今現在の一〇〇万円と一年後の一〇〇万円は価値が違う。金利を一パーセントとした場合、現在の一〇〇万円は、一年後の一〇○万円に比べると101万円の価値があるということになる。だから、差額の一万円をお礼に払わなければならないのだ。これを式にすると③となり、現在の価値は将来の価値を、一十金利で割った形になる。

このように将来価値を現在価値に返還することを割引と言う。金利は割引率の役割をしているのだ。



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